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 学習玩具  ドリョくん

 努力は必ず報われる。情けは人のためならず。それらの法則を体感するためのおもちゃは数学者E.C.ジーマン(E.C.Zeeman)が発明した。

 作 り 方 厚紙で半径5cmの円板を作る。円板の端に穴を開けて2本の輪ゴムを通す。輪ゴムの折径は円板の半径以上がよい。円板の裏で輪ゴムをクリップに通して固定する。A3ほどの板の上に,クリップが下になるように円板を置く。輪ゴムの端を2本の指で持って動かすと円板がジャンプする。ジャンプした時の指の位置に鉛筆で印をつける。多くの印を結べばくさび形になる。くさびをマジックで塗れば完成する。

 身近な材料で1号機(試作品)を作る。牛乳びんのふたはそのまま円板として使う。半分に折ったつまようじやヘアピンはクリップの代わりである。板はB5かA4でよい。木の板がなければ段ボールでもよい。

 好きな材料を集めて本格的な2号機を作る。完成品に色を塗ったり,シールを貼ってデコるとよい。円板ではなく,ヘリコプターの回転翼の形にしてもよい。 

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