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 ニャナスマナ長老 (Gnanasumana Thero)=上巻筆頭著者

 デルドゥエ・ニャナスマナ長老は1955年1月24日にスリランカ(Sri Lanka)で生まれた。長老が脳を「優しい心」(決意)で満たす時、脳内の万有域が活性化して万有聖力(vishva shakthi) が取り込まれる。その不思議な力は世界に知れ渡り、英国で科学的な測定を受けた。測定の結果、万有聖力を発する時の脳波は7.8~8Hzであることがわかった。長老はそれから本格的にヒーリング・サービスを始めた。長老のハンドパワーは、これまでに1万人以上を救った。

 長老は8歳の時に僧侶になる運命を感じ、デルドゥワ(アンバランゴダ)のウィウェカラマヤに入門した。19歳までにパーリ語とサンスクリット語を習得した。プラデニヤ大を卒業後、「初期仏教の原理」を出版した。「瞑想の条件(平常心と集中力)」で博士号を取得し、仏教・パーリ大の教授を務めた。優れた業績が認められ、ラジャケエヤ・パンディット賞を受賞した。シンハラ語紙「ラクビマ」(Lakbima)に数々の寄稿がある。多才で、作詞・作曲も手がける。

 2011年11月の来日では樹徳館に立ち寄った。

Vishva Shakthi Center 

 ウィマラサラ長老 (Wimarasara Thero)=下巻筆頭著者

 スドゥフンポラ・ウィマラサラ長老はコロンボ(スリランカ)のマリガカンダ・ウィドダヤ・ピリウェナで義務教育を終えた。その後、コロンボのフヌピティヤ・ガンガラマヤとディックウェル・ウェウルカンナラ・ピリウェネと、インドのサンプラナナンド・サンスクリット・ヴァラナシ大学で高等教育を受けた。

 1990年11月20日、すべての子どもたちの能力開発と徳育のためにダハム・セワネ・スィンギット(Daham Sevane Singiththo)を創設した。長老の考えは各種の新聞に連載されている。​

​⇒ Daham Sevane Shingiththo 

 須賀博士 (Dr. Noriaki Suga)

 須賀則明博士は「スリランカ復興の父」とよばれる。2004年のスマトラ沖地震による大津波では4万人以上のスリランカ国民が犠牲となった(死者3万5千人以上、行方不明5千人以上)。博士は直ちにスリランカに向かった。博士は首相と会談し、消防車や医療機器を寄付した。国際交流事業協同組合(IRO)の理事長でもある博士はスリランカからの技能実習生を積極的に迎え入れて技術移転を続けている。

 インドのサンスクリット大学でPh.D.の資格を取得した。

​⇒  国際交流事業協同組合(IRO)

 鳥居先生 (Tree)=本書の監修者

 鳥居先生は15歳の時、ゲーム理論とカタストロフィー理論に出会い、20歳までに習得した。28歳の時、ジョン・ロールズの正義論に出会い、29歳までに習得した。先生は数学の専門家として社会の仕組みと心の仕組みを分析している。「心のベクトル場」Websiteを参照。

 先生はニャナスマナ長老(Gnanasumana)の著書を翻訳して万有聖力(Vishva Shakthi)という言葉をつくった。

 写真はダライ・ラマ14世(Dalai lama)が主宰する世界仏教指導者会議に出席するために北インドを訪問した際に須賀博士が撮影したもの。

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